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執筆者の写真総務の高木さん

年末調整の計算実施

さて、前ブログに続き、

年末調整の計算実施についてです


本ブログもかなり長くなってきましたが、

まだもう少し続きます


この年末調整をこのご時世に

手計算される会社は少ないと思われますが

この流れや計算方法がわかっていないと

間違いも見つけられないですからね


1. 課税給与所得の金額の計算

まず所得控除額の合計額を求めます

所得控除額の合計 = (社会保険料控除額 ・配偶者控除額・小規模企業共済等掛け金の控除額 ) + (配偶者特別控除額・生命保険料の控除額 ・扶養控除額・地震保険料の控除額 ・障碍者等の控除額・基礎控除額)

課税給与所得金額=給与所得控除後の給与の金額 - 所得控除額の合計額


2. 年調所得税額の計算


年調所得税額 = 算出所得税額 - (特別増改築等)住宅借入金等特別控除額


3. 年調年税額の計算

 年調所得税額 × 102.1% = 年調年税額


やっと今年の年税額が求められましたね♪


この今年の正しい年税額が出たところで「源泉徴収簿」との比較です

お給料から天引きされてきた今年の所得税の方が

多ければ12月のお給料で多い分を給料と一緒に戻しますし、

少なければ給料から引いて納めます


多分ほとんどの方が還付されて

少しのボーナス気分を味わえるのではないかと思われます (⌒∇⌒)


そしてここまで来てやっと源泉徴収票を作成します


源泉徴収票は以下の構成になっています

・ 税務署提出用

・ 本人への交付用

・ 市区町村への提出用

本人への交付用は12月のお給料明細と一緒に渡します


税務署提出用や市区町村への提出に関しては

そろそろ返信用の封筒などと一緒に案内が届いている頃かと思います


さて、これでようやく年末調整がひと段落


でもまだやる事は続きます




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